【2024年最新】仰向けのマッサージ内容

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施術内容

仰臥位のマッサージ内容

施術内容一覧

仰向け1

仰向けのマッサージ

鼠径部の腸腰筋群を手根部分で押圧した後、前もも、前脛部の経穴(ツボ)を母指で持続圧迫致します。

次いで大腿四頭筋を揉捏して、伏兎、梁丘といった胃経の経穴をツボ押し。膝周りを揉捏で緩め、前脛骨筋に沿って点在する経穴を母指にて押圧します。

足の甲や指なども揉み、捏ね、押しと様々な手法で施術を進めていきます。

下肢(脚)の次は上肢(腕)のマッサージです。三角筋や上腕三頭筋、前腕、手の甲と順々に筋肉の緊張を緩めていきます。

次に脇の下から手首の内側にかけてのツボを押圧して、手のひらをマッサージ致します。

次いで側頭部に多数点在する胆経の経穴を揉み押しして、頭頂から額にかけての経穴をツボ押ししていきます。

頭の次は顔へと移行します。目の周りや鼻骨周辺、頬、顎の経穴を押圧いたします。。

次いで胸部の腕の付け根部分の小胸筋を揉捏した後、中府、雲門といった経穴を押圧していきます。

最後にハムストリングス、腓腹筋、アキレス腱等の脚の筋肉を全体的に伸ばして起き上がっていただき、座った状態での施術へと移行します。


脚のマッサージ

大腿四頭筋の施術
大腿四頭筋は大腿の前面と外側面に広く分布する大きな筋肉で大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋の4つの筋肉から構成される筋肉群です。太ももの中央、表層にある大腿直筋は下前腸骨棘と寛骨臼(大腿骨が骨盤にはまっている所)の上縁を起始部として前ももの筋腹を経て膝蓋骨(膝の皿)を超えて脛骨粗面に停止します。揉み方は起始部の下方から膝蓋骨の上方にかけて母指圧をかけながら按摩の要領で揉捏していきます。外側・中間・内側広筋はそれぞれ大腿骨から起始していて脛骨粗面まで繋がっています。揉み方は大腿直筋と同様に母指で圧しながら捏ねるようにマッサージします。大腿四頭筋の4頭の筋肉は凝り固まってくると隣りの頭と癒着しやすく、また、大腿骨とも癒着する傾向があります。その場合は癒着した筋膜をはがす施術法も併せて行います。大腿四頭筋は膝を伸展させる主力筋で階段の上り下りや座った状態から立ち上がる動作などで日常的によく使われる筋肉です。
大内転筋の施術
大内転筋は大腿四頭筋や大殿筋に次ぐ大きさを有する扇形の筋で大腿骨の内側の広い範囲にかけてついています。恥骨と坐骨から伸び、大腿内側を通って大腿後面や内側上顆に停止しています。大内転筋は名前が表す通り股関節の内転(脚が開いた状態から閉じる)動作をしますが、股関節の外旋や伸展、屈曲にも関わっています。スポーツ動作としては平泳ぎのキックや乗馬など股を閉じる動きに貢献します。大内転筋の施術は膝を曲げて開いた状態で筋肉の起始部付近から内側顆の停止部付近にかけて揉捏します。その際筋肉の後面に手掌圧や併せ母指圧をかけ前面に向けて揺するようにしてほぐした後、手根や母指で垂直に押圧します。圧の強さとしては筋肉の上方はやや強めに下方へ行くほど弱圧で押していきます。大内転筋の下には腰神経叢由来の閉鎖神経が通っていますのでこの筋肉の緊張を緩めることで腰にもアプローチすることができます。
腸脛靭帯の施術
腸脛靭帯は太ももの外側にある長い靭帯で大腿筋膜張筋と大殿筋の付着部から脛骨近位前面のGerdy結節に停止する筋膜様組織です。習慣的にランニングや跳躍運動をされる方は腸脛靭帯と大腿骨外側上顆との間で摩擦が生じることがあり、膝の近位部が硬りやすい傾向があります。この靭帯が硬くなると太ももの外側に重力が掛かりやすくなり、太もものが外側に引っ張られるような状態になります。靴底の外側が擦り減りやすい方などはこの靭帯の硬化が原因になっていることも少なくありません。腸脛靭帯を緩めるには先ず、大腿筋膜張筋をほぐす必要があります。なぜならば大腿筋膜張筋は上前腸骨棘の斜め後ろにある筋肉で腸脛靭帯の深層筋膜と表層筋膜の間を下降し、腸脛靭帯に付着(融合)しているからです。大腿筋膜張筋を緩めることによって股関節の周囲筋が緩み、筋肉反射が起きて腸脛靭帯も緩めることができます。腸脛靭帯の施術は手掌圧や母指圧で押しながら揉捏をかけていきます。人によっては腸脛靭帯と外側広筋が癒着している場合もありますので、その場合は外側広筋の羽状繊維に対して垂直に揉捏して癒着を剥がしていきます。
大腰筋の施術
前ももの付け根、鼠径部のお腹の奥にある腸腰筋群という筋肉群(インナーマッスル)の一つで、施術において体の前側から腰にアプローチできる数少ない筋肉です。腰椎から起始して下方へ走り、腸骨筋と合流して大腿骨の小転子(股関節の内側、奥にある小さな膨らみ)に付着しています。動作としては股関節の屈曲(脚を前に上げたり、もも上げの動き)やつま先を外へ回す外旋の動き、開いた脚を閉じる内転の動きなどに関わっているのでこの筋肉があんまり凝り固まってしまうと歩く際に足を前に運びづらくなることもあります。また、股関節を固定した状態でこの筋肉が左右同時に収縮すると腰を曲げて前傾する動きや腰を反らす動きにも補助的に関与します。その場合、腰と連動しますのでこの部位をマッサージで緩めておくと腰の負担軽減にも繋がります。施術法はお臍と上前腸骨棘を結んだラインのちょうど真ん中辺りを脊柱に向けて押し込むようにして揉捏していきます。
腸骨筋の施術
上記の大腰筋の外側にある筋肉で腸骨の前側と大腿骨前側の上部を繋いでいます。この筋肉と大腰筋を合わせて腸腰筋とも呼ばれています。主な役割は股関節の屈曲(もも上げの動作)ですが、微弱ながら股関節の外旋(脚を外にねじる動き)にも携わっています。腸骨筋の筋繊維は起始部である腸骨の前側から前ももの上部にかけて縦に走っているのでその筋繊維に対して垂直に母指圧がかかるように横方向に揉捏をかけていきます。この筋肉を緩めることで大腿神経を介して腰や前もも、前脛部にもアプローチすることができます。
外側側副靭帯・内側側副靭帯の施術
膝蓋骨の外側には大腿骨(太ももの骨)と腓骨(すねの骨)をつないでいる外側側副靭帯という靭帯があります。また、パテラを挟んで対極の内側には内側側副靭帯があり、こちらも大腿骨と脛骨を繋いでいます。この二つの靭帯は膝関節を両側から支えている重要な結合組織です。外側側副靭帯の施術は大腿骨起始部付近から脛骨の停止部付近にかけて母指圧をかけ、左右に揺するようにして揉みほぐしていきます。内側側副靭帯の施術は親指以外の四本指を使って圧をかけながら揉捏します。この靭帯の内方には曲泉という肝経の経穴がありますので肝経の気の流れが滞っている場合は併せて施術いたします。
前脛骨筋の施術
前脛骨筋は脛の前側を通る筋肉で脛骨(外側顆と骨幹近位)の外側上部から起こり、脛骨を斜めに跨ぐように走り、第1楔状骨の内側面や第1中足骨底に繋がっています。施術は脛骨と腓骨の間の前脛骨筋の隆起しているラインに沿って上から下まで辿るように垂直に圧をかけていき、次いで脛骨の際に沿って前脛骨筋の内側部を脛骨に当たらないよう外側に向けて押していきます。脛骨の外方下には脛骨神経という坐骨神経から枝分かれした末梢神経が通っていて、ここを刺激することで前脛骨筋は緩みやすくなります。この筋肉上には足三里や上巨虚といった胃経の経穴が点在していますのでこちらも併せてツボ押ししていきます。

マッサージサロン健康道

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平日 13:00~20:00(最終受付19:00)

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【2024年最新】仰向け状態で施術する主な筋肉や靭帯、施術の内容について解説しています。

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